
複雑形状な製缶品の加工には、高い溶接技術が必要とされます。溶接には、基準にする部分とそこを加工するために削りを入れる部分とを考えて材料のサイズを決めます。通常は2~3ミリの削り代で考えますが、形状によっては溶接のしわりなどを考慮して5ミリ以上付けなければならないものなど様々です。
現在はレーザー切断材を多用しなるべく削り部を少なく出来るような工夫をしています。実際の溶接作業は、基準面を固定し点付けで部品を付け、本付けへと移ります。部品を組み合わせてうまく直角を保ちながら溶接をして行くところが、技術者の腕の見せ所です。半自動(Co2)による溶接で、溶接のビードも均一に美しく、見た目にもこだわった溶接です。
設備名 | メーカー | 型式 | 最大加工寸法(L×W×H) |
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ノコ盤 | アンドー | TA500L | / |
: | LUXO | Uー360 | / |
大型ノコ盤 | 大東 | S4560 | / |
アーク溶接機 | マック | MD150S | / |
CO2溶接機 | ナショナル | RF350 | / |
MAG溶接機 | : | YD-350GE2 | / |